SNS投稿から売上を計測する方法 |インフルエンサーマーケティングで必須

SNSが社会に与える影響力は年々増しており、自社の商品や自分が愛用しているアイテムを販売できるようになりました。特にInstagramは、投稿に商品情報をタグ付けして販売できるようになり、1つの販売チャネルとして使用されています。今後はよりSNSを通した商品販売の勢いが加速するでしょう。

そんな中、お客様から「SNSの投稿からの売上を計測したい」という質問をいただきました。そこでこの記事では、売上の計測方法についてご紹介します。個人でブランドを保有しSNS上で販売している人や、企業のSNS運用担当者の方は参考になれば幸いです。

売上を計測する方法は大きく分けて2つ

前提条件をお伝えすると、今回はインフルエンサーに商品投稿をお願いした場合の測定方法について説明します。今後インフルエンサーマーケティングをSNSで行う予定の方は参考になるでしょう。まだ検討されていない方も、この記事を機会に実践されてみてはいかがでしょうか?インフルエンサーの影響力を使えば、従来より効率的にCV獲得へ繋げられます。

①クーポンコードを発行する

インフルエンサーマーケティングで商品を販売する際に、「こちらのコードを入力すると10%になります!クーポンコード:〇〇〇〇」といった文章を投稿に入れることがあります。

事例:https://www.instagram.com/p/CIadU00AXn7/?igshid=1ou4q0owj8j7z

この割引クーポンコードをインフルエンサーごとに変えて配布することで、どの投稿から売上がたったのか測定できます。複数のインフルエンサーを用いて商品をPRする際に効果的な手法ですね。

② URLを発行する方法

インフルエンサーごとにWebサイトのURLを変えても、それぞれの投稿でどれだけ売上が出たか測定できます。GoogleAnalyticsでWebサイトのページビュー数とそこからのCV率、どちらも計測できるのが特徴です。GoogleAnalyticsではCVを自由に設定できるため、自社で設定しているCVに設定を変更してインフルエンサーマーケティングに活用しましょう。

売上計測のNGポイント

計測方法を2つご紹介しましたが、実際に投稿して計測するまでにしてはいけないNGポイントがあります。望んだCV獲得を実現させるためにも、しっかりと確認して明日から実践してみてください。

① KPIを立てずに運用開始するのはNG

明確なKPIを設定しなければ、ゴールが分からない状態で運用を続けてしまうので、本来得たい利益を最大限まで享受できません。例えば、経営上の目標達成のためには「投稿からの商品受注を1週間で◯個達成する」しなければいけないところを、曖昧にKPIを設定してしまうと、1日単位で何をしなければいけないのかも明確になりませんよね。まずは投稿を始める前に、KPIの設定から議論をして決定しましょう。

②運用開始後の検証を行わない

運用を開始したあと、目標を超えた場合も未達の場合も、効果検証を行うのが重要です。検証を行わないと、再現性の高い施策、再現性のない質の悪い施策が何か分からず、効果的な目標達成ができません。運用の良い点悪い点を見つけるために、効果検証は必須で行いましょう。

③キャンペーン後にコアなファンがいない

インフルエンサーのPR投稿のおかげで一時的に売上が上がったとしても、キャンペーン終了後に今まで通りの売上を継続しないと意味がありません。インフルエンサーの力に頼った経営は、コアなファンを作れずに本質的ではないものになります。何もPRをしなくても商品が購入される体制を作るために、認知やブランド力を作り上げましょう。