Instagramの発見タブやハッシュタグ検索でよく見かけるようになった、新しい機能「リール」
具体的にどのような機能があって、どう使うのがアカウントのグロースに効果的かご存知ない方も多いと思います。
そこでこの記事では、リールの基礎知識から応用術までお伝えします。Instagram運用者の方や、個人アカウントを伸ばしていきたいと考えている方は参考になれば幸いです。
目次
今注目のInstagram新機能「リール」とは?
まずは基礎知識として、リールとはどういうものか整理しておきましょう。
リールはショートムービーを投稿できる機能です。TikTokをイメージしていただけると想像しやすいと思います。2020年の7月にリリースされ、著名人や数万フォロワーを抱えるインスタグラマーを中心に積極的な利用が進んでいます。
最近のアップデートにより、リールをより視聴してもらえるようにInstagramのUIも変化しました。この変更から、Instagramがリールに力を入れていることが分かりますよね。今後はよりリールの投稿と競争が激化しそうです。
Instagramの新機能は積極的に使おう
今回はリールが新機能として新たに打ち出されましたが、今後もInstagramは時代の変化に伴い新しい機能をリリースしていくでしょう。その時は今回のリールと同様に積極的に利用していくことをオススメします。
理由は「トップに表示されやすくなる」ためです。
Instagramの特性上、新しい機能を使っている投稿は、発見タブやハッシュタグ検索のトップに表示されやすくなります。これはリールに限ったことではありません。ストーリーズやIGTVがリリースされた時も同様でした。
今はその新機能がリールなので、トップに表示させてリーチ数・フォロワー数アップやCV獲得などに繋げたい方は、積極的にリール投稿を進めていきましょう。
リールの使い方は?使うとどうなる?
リールはInstagram上で映像に文字を入れたり、ストーリーズと同様にエフェクトを入れることができます。また音入れが可能で、こちらは完全にTikTokのような機能になっていますね。ただTikTokよりも簡単に動画を編集できるので、「なんだか難しそう」と感じているInstagramユーザーでも参入障壁が低く、初心者でも使いやすい機能になっています。その他、限定公開も可能で、限られたユーザーと共有することもできます。
では、リールを積極的に使用するとどうなるのでしょうか。先ほど少しお伝えしましたが、改めて整理しておきましょう。
①発見タブやハッシュタグでの検索に載りやすくなる
Instagramでは新機能がピックアップされやすいので、その機能を使っているアカウントの投稿は発見タブやハッシュタグ検索でトップに表示されやすくなります。加えて、発見タブの画面占有率もフィード投稿より高いので、より多くの人に見てもらいやすくなるのが特徴ですね。
②再生回数がフォロワー数の何倍にもなる
発見タブなどで表示されやすくなると、それに伴いリーチ数も格段に伸びます。再生される数はフォロワー数の10倍以上になることも事例としてよくありますね。今後はリールがより見られるUIデザインに変更されたので、再生回数の伸びにも期待できそうです。
③動画の質がよければフォロワーも増える
もしアカウントを本気でグロースさせたいと思うなら、動画の質を高めなければいけません。工夫のないリールは発見タブ、ハッシュタグ検索でもトップに表示されにくいでしょう。ただ、動画の質がユーザーに刺さるものであれば、一気にフォロワーを獲得できるチャンスでもあります。どんなリールが伸びているのか、一度自分で分析してみるのも良いかもしれませんね。
リールを運用する際のコツ
そうは言っても「どうやってリールを伸ばせばいいか分からない」という人が大半だと思います。そこで、これだけは認識しておきたいリール運用のコツを3つ紹介します。
①最初の1秒で心を掴め
まずクリエイティブの面で意識しておきたいことは、1秒でユーザーの心を掴む見せ方が重要です。これからリールが増えることが予想されるので、リールも飽和して流れ読みをされるリスクがあります。そのため、一瞬で「このリール面白そう」「有益かも」と思わせられないと、再生数のアップ、その先にあるフォロワー数の増加などには繋がらないでしょう。
表紙でどんな内容のリールなのか文字で説明したり、テンポよく映像を見せることで離脱率を下げるなど、工夫できそうなところは多くありそうですね。
②分析から本質的な内容を企画する
当たり前ですが、いくら見栄え(クリエイティブ)が良くても内容がなければ、一時的にフォロワーは増えるかもしれませんが後から離れる可能性が高くなります。あなたのアカウントをフォローしたくなる理由づけをリールで行いましょう。
例えば、美容系であれば実際にコスメを使用している様子をリールで見せることで、ユーザーは「どんな色なのか」「使用した後はどう見えるのか」など擬似体験が可能になりますよね。こういった情報を提供してくれるアカウントはフォローしたくなります。
クリエイティブを意識する前に、まずはどんなコンテンツが刺さるのかしっかり分析し、企画を立てることから検討してみてはいかがでしょうか。
③質の高いリールを投稿し続ける
質の高い投稿は定義が色々あるかと思いますが、ここでは①と②が両方満たされている状態を「質の高い投稿」と定義します。
クリエイティブを作り込み、ターゲットに刺さる内容を検討したら、あとはリールを投稿し続けることがカギです。どんな内容のリールがターゲットに合っているのか、やはり実際投稿してみないことには正確には分かりません。実際、投稿して数日立ってからいきなり伸び始めることもあります。
まずは投稿した後にインプレッションを広げる努力をするよりも、質の良いリールを作り続けてPDCAを回すことが成功のカギになります。
リールを投稿する際の注意点
これまで基本的な知識から応用までお伝えしてきましたが、最後に実際に投稿する際に気をつけておきたいことをお伝えします。
フィードが完成していない状態でリールを使っても、効果は薄い
フィード投稿がまだまだ主流で、あなたのアカウントをブランディングしているのはほとんどがフィードだと思います。そのフィードのブランド化が完成していない状態でリールを使用しても、あまり効果は得られないと思っています。
なぜなら、リールを見てその内容が気になった人は、恐らくアカウントのプロフィール・フィード画面を見に行くからです。その時にあなたのアカウントのフィード投稿が統一感がなかったり、投稿の質が高くないとフォローやCV達成には繋がりにくいと考えるべきでしょう。
参入障壁は必ずしも低いわけではない
リールは誰でも上位に表示されやすい機能で、一発逆転も狙えるオススメの機能ですが、リールの表示アルゴリズムは、既に強いアカウント(フォロワー数やエンゲージメントが高い)が有利だとされています。
エンゲージメントが高い=有益なアカウントということなので、上位に表示されやすくなるのは至極当たり前のことですが、リールでもこのアルゴリズムが適用されていることを認識して、今後アカウント運用を行っていきましょう。この事実を知っておくだけでも、これからの運用方針を考える際に役立つと思います。
リールだけに頼らず、他の投稿にも力を入れる
今お伝えしたように、エンゲージメントが高いアカウントがリールでも上位に表示されます。これからもアカウント運用ではエンゲージメントが高くなるように、アカウントを育てなくてはいけません。そのためには、フィード投稿やストーリーズでのファンとのコミュニケーションは欠かせませんよね。
リールが主流になってきた今だからこそ、他の投稿にも力を入れてエンゲージメントを高くしていきましょう。
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